制定日 2025年11月1日
株式会社美利善

生成AIの活用が急速に進む今、株式会社美利善（以下「当社」といいます。）はその恩恵と課題の双方を見つめ、法令遵守と倫理的なAI活用を徹底し、事業を推進してまいります。
本ポリシーは、そのための基本的な考え方と行動指針を示すものです。

第1原則：法、文化、権利の尊重

当社は、著作権法及び各国の関連法令を遵守し、文化財や他者の創作物に対して深い敬意をもって行動します。

第2原則：創作者としての責務

当社は、生成AIとはあくまで創造を支える手段であり、人間の創作を代替するものではないと考えています。
創作における最終的な判断と責任は常に人間にあります。AIの出力内容を検証し、適切に修正することも、人間の創作者としての責務であると考えます。

第3原則：倫理的かつ健全な利用

当社は、人権や人格権を侵害する、または差別・わいせつ・誹謗中傷などを目的として、あるいは結果的にそれらを引き起こすおそれのある生成AIコンテンツを制作しません。

第4原則：透明性の確保

当社は、生成AIを利用したコンテンツ制作にあたり、使用したデータの出典や制作過程について、合理的な範囲で説明可能な状態を維持します。
法律及びデータ元の利用規約に基づき、必要に応じて出典を明示しつつ、原作品の価値や現代の鑑賞体験をふまえた最善の透明性を保つよう努めます。

第5原則：安全性の確保

当社は、生成AIの利用に際して、入力データ及び生成結果を含む情報の安全管理に最大限の注意を払います。
個人情報や機微なデータを不必要に入力せず、AIの学習や生成の過程で生じ得る誤用やバイアスの可能性を理解したうえで、安全かつ責任ある運用を徹底します。

第6原則：説明責任と信頼性向上

当社は、生成AIの利用目的・方法について誠実に説明責任を果たし、社会的対話を重ねながら、信頼される創作活動を推進します。

第7原則：文化的貢献

生成AIの可能性と課題の双方を正しく理解し、健全なAI活用文化の発展と、知的創造を支える社会への貢献を目指します。

以上