NFTマーケットプレイスシステムに関する特許登録が完了しました
株式会社美利善(本社:東京都千代田区、代表取締役:山本 妙子、以下「当社」)は、NFT(非代替性トークン)の取引の迅速性・確実性・透明性の担保と、ユーザーのプライバシーの確保の両立を実現するNFTマーケットプレイスシステムに関する特許登録が完了しましたのでお知らせいたします。
【発明の名称】 NFTマーケットプレイスシステム
【登録番号】 特許第7423115号
【特許出願日】 2023年10月3日
【特許査定日】 2023年12月19日
【特許登録日】 2024年 1月19日
【出願人/特許権者】株式会社美利善
(発明の概要等はこちらをご参照ください)
同時進行で、PCT出願による国際特許出願も進めております。
(台湾での特許登録完了のお知らせはこちらをご参照ください)
本件特許は、新しいパブリック・ブロックチェーン技術と従前のオフチェーンの技術を組み合わせることで、NFTマーケットプレイスにおける取引の迅速性・確実性・透明性の担保と、ユーザーのプライバシーの確保の両立を実現しております。用途は、オンラインの1on1コミュニケーションサービス全般に活用可能です。
なお、当社調査によれば、特許明細書上で「ブロックチェーン」「NFT」「NFTマーケットプレイス」いずれかについて言及している発明のうち、原出願日が2023年中の案件は約500件ありました。このうち、特許査定日又は登録日が2023年中の案件は69件です。
また、この69件のうち、請求項に「ブロックチェーン」「NFT」「NFTマーケットプレイス」いずれかを含む発明(以下「母集団」といいます。)は計31件ありました。この母集団のうち、請求項に「個人間のNFT取引におけるプライバシー保護技術」を含む出願は当社のみです。
また、この母集団のうち、特許出願日から査定日までの最短期間は72日間です。当社の出願は次点の78日間(二位タイ)でした。
※上記結果は2024年1月17日付調査日時点の情報に基づいており、調査日以降の情報は反映されておりません
ご周知のとおり、日本をはじめ各国特許庁の特許審査は非常に厳格です。しかしながら、その根底には「異風こそよし」とする、つまり、「他と違っていること」「誰も思い付かないこと」を歓迎する温かさがあると感じました。
このたびの出願登録にあたり、とりわけベンチャー企業のために労を執っていただいた日本の特許庁の職員の皆様、多大なサポートをいただきました弁理士・弁護士の先生をはじめ顧問事務所の皆様、そして問茶会のコンセプトに意気を感じ、全力でプロジェクトに参画いただいている開発パートナーの皆様に謹んで御礼申し上げます。