茶室はなぜ狭いのか
YouTube CEO ニール・モーハン氏は、2022年2月の公式blog(当時の肩書はCPO)において次のように語っています。
「Web3 はクリエイターに対しても新たな機会をもたらします。私たちは、ブロックチェーンやNFTなどの新しいテクノロジーにより、クリエイターがファンとより深い関係を築くことができると信じています。」
「個人と個人が深い関係を築く」上で、日本人は一つの解を持っています。
今から約450年前、茶聖と称される千利休(1522-1591)は、わずか二畳の茶室を設計したとされています。
まさに二人しか入れない、狭い空間です。
入口は、武士の魂ともいえる刀を持ち込むことすらできず、しかもどんな人でも必ず頭を下げないと入れないほど小さくつくられています。
世俗の身分差から解放され、ただ「主人」と「客」という関係になるために、利休はわざと茶室を狭くしたのだと伝えられています。
そして歴代の茶人たちは、茶会における「主人」と「客」の理想的関係について、多くの言葉を残しました。
当社「問茶会」(Tou Chakai)は、アドバイザーからNFTを購入(Select)した相談者が、直接オンラインでアドバイスを受けられるNFTマーケットプレイスです。
アドバイザーを「茶会における主人」、相談者を「茶会における客」と見立て、「アドバイザーと相談者の真剣勝負の場」が提供できますよう、様々の創意工夫をこらしております。
ブロックチェーンやNFTなどの新しいテクノロジー、又は、茶室や茶会などの古い文化にご関心のない方も、来月のローンチ後に是非サイトをご高覧いただき、率直なご意見をいただけますと幸いです。
画像出典:問茶会
茶会9か条の典拠:山上宗二『山上宗二記』、井伊直弼『茶湯一会集』、松平不昧『茶礎』、南坊宗啓『南方録』『壷中炉談』、村田珠光『心の師の文』