英雄と愛馬-理解といたわり

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馬にまつわる日本や海外の古典、絵画、ことわざ、そして歴史遺産をテーマにした年間ミニエッセイシリーズ
国内外の視聴者の皆様とともに巡ってきた旅も、今回でいよいよ最終回を迎えました。

馬は人間にとって、長きにわたり生死を共にしてきた――特別な相棒です。
馬とどのように向き合うか。そこには受け継がれてきた智慧があります。

今回は、これまでご紹介してきた絵画や古典の中から、英雄と愛馬の関係に、もう一度光を当てました。

古代マケドニア。
のちに大帝国を築くアレクサンドロス大王(356 BC – 323 BC)と愛馬ブケパロス。

中世日本。
「武士の鑑」と称えられた畠山重忠(1164-1205)と愛馬三日月。

英雄たちの愛馬への接し方に共通するのは――理解と、いたわりです。

現代を生きる私たちは、馬の代わりにテクノロジーを使って移動し、働き、暮らしています。
それでも、「力ではなく理解」という智慧は、時代を超えて通用する――そう言えるのではないでしょうか。
相手が誰であっても、何であっても。

ぜひ本編の映像とともに、お楽しみいただければ嬉しく思います。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
約8か月間、視聴者の皆様とともに巡った旅の学びをもとに、
12/24(水)19時に、当社の次の挑戦についてお知らせいたします。

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