NFTマーケットプレイス「問茶会」(Tou Chakai)とは(1)

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弊社はこのたび、NFTマーケットプレイスシステムの特許を出願しました。
来春ローンチ予定の当社「問茶会」(Tou Chakai)は、この技術を活用しています。

すでにご承知のとおり、「問茶会」は、一流の識者からアドバイスを受けることができるプラットフォームを目指しております。そしてその主なコンセプトは、能楽及び茶の湯に由来しています。

「問茶会」と能楽の演目『石橋』との関係性については、これまで3回にわたりお話ししてまいりました。次回からは、茶の湯との関係性について触れてゆきたいと思います。

日本文化の研究者でも実演家でもない、一ベンチャー企業の経営者がこうして自由に発想し、ビジネス化できるのも、長い歴史を持つ日本文化の懐の深さと、表現の自由・経済の自由が保障された現代の法制度と、皆様の寛容さのおかげです。

そのことへの感謝の思いを込めて、今よりはるかに社会が混沌とし、戦乱の世がいつ終わるかも知れず、人々が不信と不安と恐怖を抱え生きていた時代、そして奇しくも茶の湯が確立した時代でもある約500年前に立ち戻って、茶会の本質について、自分なりの解釈をお伝えしてまいります。

どうか皆様から忌憚のないご意見を頂戴できますと幸甚です。

画像出典:ColBase
「扇面流図屏風」、伝本阿弥光悦筆、江戸時代(17世紀)、東京国立博物館蔵

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